ワークショップ準備中

 日本脚本家連盟中部支部では、年に2回ミーティングを行っています。その席上、「せっかくのホームページをもっと活用するためには?」という話題が出て、「ネット上だけでは限られる。ワークショップを開くのはどうだろう」「いいね」「私の教室でも、生徒さんが書いた台詞をプロに朗読してもらったら反応がよかった」「そうだよね」と、とんとん拍子に話が決まりました。

 そこまではよかったのですが、いざ実行となると、決めるべきことがたくさん。まずは書いてもらうシナリオの長さから始まって(3分になりました)、登場人物の構成、テーマ、演じてもらう役者さんの確保は難しくなかったものの、「じゃあ、いつ練習してもらう?」「事前にシナリオを提出してもらう?」「でも、1日で完結させたいよね。気軽に参加してもらいたいよね」「じゃ、参加者にはその場で書いてもらうの?」「それはいつどうやってプリントアウトするの?」「USBが二つあれば?」と、議論百出。事前に課題を出して当日持ってきてもらうことに落ち着いたものの、ミーティングは毎回時間切れで、次回に課題を持ち越しの連続。会場(ウインクあいち小会議室)は11月30日に押さえたので、そこに向かって、絶賛準備中です。

 ワークショップでは、ベテランの役者さんたちに、参加者が書いたラジオ用の短いシナリオを台詞として発してもらい、「生きた台詞とは何か」という気づきを得てもらえるようなものにしたいと考えています。興味のある方のご参加をお待ちします。

伊佐治弥生