脚本家の足跡
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「出たとこ勝負の日々でした」 written by 芳賀倫子
30歳を過ぎた辺り。向田邦子の『あ・うん』『阿修羅のごとく』等の傑作ドラマを観て、私もドラマを書いてみたい、と思いました。子どもたちが小学校へ入学した頃のことで…
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『佳梯かこ、という女優』 written by 伊佐治弥生
佳梯かこという女優がいた。ある年代以上の名古屋の演劇人なら、その名を知らぬものがいない、北村想の劇団の看板女優だった。彗星‘86『寿歌西へ』のキョウコ、プロジ…
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「角岡さんの思い出」 written by 加藤満男
50年位前、1973年か74年、NHK名古屋放送局が中部本部という名前であった頃、ラジオドラマ脚本募集がありました。 その頃シナリオ作家協会のコンクールに応募し…
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「回帰」~舞台からラジオへ、ラジオから舞台へ written by 麻創けい子
「これはラジオドラマじゃありません」 NHKの打ち合せ室。ディレクターさんの一言に、思わず、 「ラジオドラマって、どう書くんでしょう」 と、尋ねていた。 「…